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1 可能な限り経口投与する(by the mouth) |
QOLの面から簡便な方法を薦めているが、不可能な場合は他の方式を選択する。 |
2 時刻を決めて投与する(by the clock) |
効果が切れる前に投与することが大切であり、痛みが出てから鎮痛薬を投与する頓用方式は避ける |
3 痛みの強さに応じた効力の鎮痛薬を選ぶ(by the ladder) |
段階式疼痛治療法に則って治療を行う。適応があれば予後の長短に関わらず、躊躇せずにモルヒネ の使用に踏み切る |
4 患者ごとに個別的な有効量を決定し投与する(by the individual) |
個人差を充分考慮し、24時間完全な無痛を得られるように調節する。 |
5 服用に際して細かい配慮を行う(with attention to detail) |
多彩な癌性疼痛を正しく評価し、充分な患者の理解を得て、副作用などの病態を早期に把握し、安 全に治療を行う。 |
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