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* 近年の傾向では、胸筋温存乳房切除術と乳房温存手術(乳房部分切除術)で、手術は殆どを占めて
おります。乳房温存療法ではその手術の適応の条件としまして、腫瘤の大きさが3cm以下であり、(良
好な整容性が保たれる様で有れば4pまで)、各種の画像診断(超音波、マンモグラフィ、MRI、CT
など)で、広範な乳管内進展を示す所見のないもの、多発病巣の無いもの(2個の病巣が近傍に存在する
場合は含めても良い)、放射線が可能なもの(重篤な膠原病の合併症がなく、同側胸部の放射線既往では
無く、患者さんが、照射を希望する場合)、患者さんが乳房温存療法を希望する事などの条件が満たされ
れば、手術適応があるとされます。 |
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